府中緑町・学びの保育園_東京都認可保育所社会福祉法人 育木会

本物の「体験」が、無限の可能性を引き出す
遊びから広がる可能性と「夢」に出会える保育園

府中駅から線路沿いをとことこと歩いて大きな公園を通りすぎると、すっきりと美しい白い壁のフォルムが特徴的な保育園が。ここは2019(令和3)年に開園した府中緑町・学びの保育園。やわらかい陽ざしが差し込む3階建ての園舎を巡りながら、相澤真理子園長先生にご案内いただきました。

府中緑町・学びの保育園_東京都認可保育所

●法人・園の概要

体験を通して学ぶことを軸に
特色あるプログラムと丁寧な保育を実践

当保育園が開園したのは、2019(令和3)年、当法人(社会福祉法人育木会)の中では、一番新しい園になります。
0~5歳児クラスまで合計74名の定員で、今年度(2025(令和7)年)4月現在は満員になっています。
 
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【保育理念】
子どもの「心の足腰」を育み、ひとりひとりが生き生きと輝く社会を実現する

【保育目標】
進んであいさつができる子ども
自分の思いや意見を相手に伝え、相手の話を聴くことができる子ども
色々なことに自ら挑戦する子ども

【保育目標を達成するための具体的な学びプログラム】
①ニコニコ毎日挨拶運動
②運動神経バツグン学び体操
③生き物育てるいきものがかり
④地域と社会交流1・2・3
⑤菜園と収穫と食育
⑥新しいことに挑戦し体験する「夢くらぶ」
⑦伝える、聴く、プチ発表会
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●周辺環境

緑豊かな公園でたくさん遊ぶ!
戸外活動をふんだんに取り入れて

園の周辺には、公園がたくさんあり、季節の移り変わりを感じられる環境に恵まれています。幼児は大きな神社、競馬場入口の公園まで足をのばしています。発達に合わせて、遊具が多いところ、遊具がなくてものびのび遊べるところを選んで出かけています。5歳児は、遠足の練習も兼ねて少し遠くの公園までお弁当を持ってピクニックに行きます。

●保育環境

発達に合わせた最適な環境を大切に
子ども目線で過ごしやすい保育室

1歳児保育室。生活の動線を緩やかに区切り、圧迫感のないように工夫している。
1歳児保育室。生活の動線を緩やかに区切り、圧迫感のないように工夫している。

クラスの名前は、0歳児は「すもも」、1歳児は「あんず」、2歳児は「かりん」、3歳児は「かえで」4歳児は「くすのき」、5歳児は「けやき」……乳児は“実がなる木”、幼児は“大きな木。6園共通で木の名前になっています。

3階建ての1階は、事務室、給食室、0,1歳児の保育室、一時保育室があります。0.1歳室の床は木の模様のクッション材になっているので、掃除もしやすく衛生的で安全です。家具や玩具などにも天然木材をふんだんに取り入れており、木のぬくもりが感じられる暖かさがあります。

0歳児クラスの定員は3名。ゆったりと一人ひとりの発達に合わせた保育を行っています。トイレは隣の1歳児クラスとつながっているので使いやすいですね。おむつ替えはトイレで行っています。1歳児もまだまだ「おうちじゃないところで、お尻を出して座るのは怖い」という子もいますので、トイレットトレーニングの前に、まずはトイレの環境に慣れることから始めています。また、おむつは、希望者には「サブスク」を導入しています。

1歳児クラス「あんず」組では、11人の1歳児をお預かりしています。保育室が広いので以前は柵で仕切っていたのですが、少し閉じ込められているような圧迫感があったんですよね。子どもたちも「ここは遊ぶ場所、食べる場所、寝る場所」とある程度流れもわかっていますので、主体性を大切にした環境設定を心がけています。特にグループに分けているわけではなく、その時々で臨機応変に対応しています。
朝夕の合同保育では、人数も少ないので全園児がこの部屋で過ごしています。

食事用のエプロンも園で用意するので、ご家庭から毎日持ってきていただくのは着換えセットぐらい。保護者の負担をできるだけ少なく、それも子育て支援だと思っています。

一時保育の「どんぐり」専用の保育室もあり、平日9時から17時までのお預かりで、定員は4名まで、対象は1歳児のみとなっています。認可保育園ですので、通常の入園は市役所を通してとなりますが、一時保育については、登録から受け入れ、お支払いまで直接保育園と保護者様のやりとりとなっています。一時保育を体験してから入園するお子さんもいるのですが、日中は在園児と一緒に過ごすことが多いので、慣れるのも早いですね。

廊下には、保護者の方の物々交換コーナーもあります。ユーズドではなく新品のもの限定で、いつ入れても、もらっていっても、いいルールにしています。
子どもの肌着やオムツ、おもちゃなど、買ったけどサイズがあわなかったとか、子どもが好まなかったなど、いろいろな理由で「もったいないな、誰かもらってくれないかな」ということってありますよね。視察に行かせていただいたある保育園で、絵本『どうぞのいす』のお話にヒントを得た「どうぞの箱」というものを設置していたんですね、ステキな取り組みだなと思い、真似してみました。

●給食・食育

栄養たっぷりのおいしい給食を提供
「食育」が親子の会話のきっかけに

今年度は、毎月の献立に郷土料理が登場!食育にも力を入れている。
今年度は、毎月の献立に郷土料理が登場!食育にも力を入れている。

食育については、保育室とも連携しながら、栄養士が中心となって取り組んでいます。昨年度は「絵本」をテーマにして、子どもたちの好きな絵本に登場する料理を取り上げました。「今月の絵本」と、「この絵本に登場する料理がこの日に登場します」といった形で実施しました。
今年度は郷土料理をテーマにすることにしました。先月は「東京都」の「芋ようかん」をおやつに取り入れたんですよ。これからどんなメニューが登場するのか、とても楽しみです。
献立は園ごとに栄養士がオリジナルで作成しています。当園には2名の栄養士がいるのですが2人とも制作も大好きで、食育に関する壁面装飾なども積極的に取り組んでくれています。
また、当園は3階建てなのですが、エレベーターを使って上の階へ給食やおやつを運んでいます。給食室の横には階段があり、保護者の方も送迎時にそこを通るのですが、その動線に「親子の会話のきっかけになる仕掛けがあるといいな」と考え、入口のドアに「今月の献立で使用される食材の写真」をラミネートして掲示することにしました。
あえて食材名は記載せず、リアルな姿の写真を使用しています。保護者の方々にも好評です。最近では、写真を撮ると名前を教えてくれるアプリもありますね。帰り道に、お買い物をするときに「あ、保育園で見たお魚だね!」なんて、親子の会話のキャッチボールが生まれるといいな、という願いも込めています。

●保育環境の工夫

本物に触れる環境の中でこそ
子どもの世界と想像力、可能性が広がる

クラス名のサインプレートには、写真を。本物に触れる体験がさりげなく取り入れられている。
クラス名のサインプレートには、写真を。本物に触れる体験がさりげなく取り入れられている。

本物を知ること、本物に触れる体験を大切にしたい。もちろん保育の安全も大事ですが、過干渉ではなく、できるだけたくさんのことに触れさせてあげたい、といつも考えています。
各保育室の入り口にある、クラス名のサインプレートですが、よく、イラストが貼ってありますよね。例えば「かりん組」の、かりん。大人も本物をみたことがない人も多いですが、デフォルメしたイラストでは伝わらないんです。
あんずも、スーパーマーケットで売っているものってドライフルーツしかなかったりしますよね。
 甲州街道を東府中のほうに向かっていくと、あんずの街路樹が植えてあるのですが、冬になると葉が落ちて、また若い芽が出て、葉っぱが出る。花も実も桃に似ているんですよ。写真をいつも見ていることで「あ!あんずだね」って気づく目が自然に養われ、「花が咲いたね、次は実がなるかな」と会話もはずむ。そんなふうに、子どもたちが本物に触れることができるようなしかけを保育環境のあちこちに取り入れています。
英語でもそうですが、英語を学ぶことはツールを得ることでしかない、それを使って何を伝えるのかっていうことの方が重要だと思うんです。

例えば、日本のオタク文化は海外での評価が高いですが、ひとつ質問したらいっぱい返ってくる、それがとっても魅力的なんですよね。いまの時代に求められているものだと私は思います。
好きなものを素直に楽しめる、夢中になれること、そのきっかけを、保育園が作って上げられたらいいなと常々考えています。

●幼児の保育・教育

この時期だからこその体験を
地域資源を生かした活動も積極的に展開

幼児の保育室は間仕切りを開放すると大きなホールに。体操や発表会に大活躍している。
幼児の保育室は間仕切りを開放すると大きなホールに。体操や発表会に大活躍している。

3、4、5歳児室はつなげて(扉を開けて)広く使うこともできます。
幼児は月に3回、外部講師を招いての体操教室を取り入れています。マット運動や運動遊びなど、1クラス30分ごとに時間を区切って行っています。冬には公園でも体操するんですよ。 

 部屋の真ん中に柱があったりと使いづらい面もあるのですがそれを活かして、壁面に保育活動の写真を貼ったりしています。

当園では去年から東京都の「すくわくプログラム(以下「すくわく」)に参加しているのですが、子どもの目線の高さに活動の写真を貼ることによって、「こんなことしたな」「あの子はこんなことしていたんだ、私もやってみよう」という気づきにもなったりします。
「すくわく」のテーマ設定はまず、「問い」そして「探求」から始まるんですね。汐見稔幸先生もおっしゃっているように「乳幼児期には土に触れる体験をさせる事が大切!」ということで、枝豆を育てて食べてみるところまでを体験してみようということになりました。
土の園庭はないのでプランターで枝豆を育てたのですが、子ども達は収穫に至るまで、ふた葉から本葉が出て、紫の花が咲いて枝豆がなるという変化(成長)を楽しみました。

今年もその経験を生かして、引き続き枝豆に挑戦。枝豆は大豆になって、大豆は加工後に様々な食材に変化しますね。しかもどれも身近なものですね。大豆になるまで収穫を待ち、豆腐になるところまでやってみようと計画しているところです。

4、5歳児の戸外活動では遠足のほか、地域の警察署や消防署に出かけています。
地域の方との触れ合いは、子どもたちにとっては貴重な体験。園のすぐ近くの畑では、農家の方のご厚意で芋ほり体験もさせてもらっています。また就学前には、近隣の小学校にお邪魔して交流も行っています。

●園舎の特徴

3階には職員がゆったり休める休憩室
相談室、そして人工芝の園庭も!

プランターの朝顔は双葉が出てきたものがいくつか。
プランターの朝顔は双葉が出てきたものがいくつか。

休憩室には畳敷のスペースやウォーターサーバーも設置。座布団もあるので横になることもできます。職員が少しでも過ごしやすいようにしています

3階の園庭からは京王線が見えるのですが、外部からの目隠しを工夫しつつ、2歳児以上はここでプール遊びをしています。
0・1歳児クラスは、プールではなく、水遊びを軒先の人工芝のスペースで洋服のまま遊んでいます。
また園庭のプランターでは枝豆や朝顔を育てています。先ほどお話した東京都の「すくわく」の一環ですね。
園庭は広くはないですが、青空のもとで活動できるスペースが園舎内にもあるのは、ありがたいことだと思っています。

●行事について

特別な練習をするのではなく
子どもも大人も楽しむ

今週末(5月末)は「まなびフェス」があるんですよ。少し早い夏祭りのような親子参加型のイベントで、可愛らしい浴衣や甚兵衛を着て参加してくれる子も。保護者の方も毎年楽しみにしてくださっています。

毎年度12月に行われる発表会は、5歳児の保育室の間にカーテンレールがあり、ちょうどそれが舞台の幕になって、ステージのように見立てて使うことができるんですよ。
発表会は2歳児からクラスごとに行っています。0・1歳児クラスは、ミニミニ発表会みたいな感じで、保護者懇談会とつなげて、保育室で平日に行っています。

「劇ごっこ」に近いもので、いわゆる本格的な「発表会」のイメージとは少し違うんです。幼少期に学芸会や発表会を経験した保護者の方からすると、「練習が足りないのでは」と感じられることもあるかもしれませんが、園としては、あくまでも子どもが楽しんで参加できる催し、日々の遊びや生活の延長線上に行事があると考えています。

同じように、運動会も「親子フェスティバル」として、近くの八幡宿公園をお借りして行っています。練習の成果を見せる日というよりは、親子で一緒に身体を動かしてふれあいながら楽しく参加できる内容にしています。

●夢くらぶについて

新しいこと、めずらしい体験を通して
好きなことや夢と出会う機会に

「自分の好きなもの、ことってなに?」
「その好きなものっていくつある?どのくらいある?」
「どのくらい好きなの?どのくらい深いの?

好きなことを深め、カタチにするためにも、何より「遊び」を通じた体験が重要だと考えていますが、ときには、日常では体験できないことに出会うことも必要です。子どもたちはまだその「好きなもの」に出会えていないだけかもしれませんからね。
そこで、園の7つのプログラムの一つとして「夢くらぶ」という活動を行っています。夢くらぶは、本物の体験を通じて新しい世界に触れることを目的とした活動です。

子どもたちが自分から新しい体験に出会うのは難しいですよね。そこで大人が少しおせっかいをして、その入り口やヒントを伝えられたら、というのが趣旨です。

毎年あえてめずらしいテーマを用意しています。今年は「人形劇」に設定しました。昨年はカルテット(弦楽四重奏)をお呼びし、バイオリンやチェロなどの演奏をしていただき、非日常的で貴重な体験をさせてもらいました。ミュージシャンの方々が、とっても素敵なドレスを着ていたのですが、女の子たちは「わぁ」って憧れの表情をしていました。
この活動は土曜日に行っているのですが、必ず保護者と一緒に参加してもらっています。その理由は、子どもは第一印象が強い一方で、忘れるのも早いため、家に帰ってからも、保護者と一緒に振り返ることで記憶を深め、興味を持ち続けてもらいたいからです。例えばYouTubeなどで音楽を聴いたり、コンサートに行ったりなど、継続的な環境を作っていただけるようお伝えしています。
私達は、はじめましての機会を作るだけ。夢くらぶは終わった後が大事。終わった後は保護者の方の出番です。家庭での継続が、いずれお子さんが大きくなった時に何か形になることを願って、夢くらぶと名づけ、活動をしています。

●職員とのコミュニケーション

人はいつからでも成長できる
信じて待つ姿勢向き合う

「保育園は、夢と出会う場所でありたい」と語る相澤真理子先生。
「保育園は、夢と出会う場所でありたい」と語る相澤真理子先生。

園長として大切にしているのは「性善説(人を信じること)」の姿勢です。人は年齢に関係なく成長・変化できると考え、期待ではなく信じて関わり続けることを心がけています。ひとの成長には年齢は関係ない、と私は考えています。過度な期待はせず、信じて続けること。子どもも大人も同じですよね。

「情けは人のためならず」という考え方も職員に伝えており、不平不満を口にするだけで終わらせず、「そのためにどうするの?自分の中にもう答えはあるんじゃないのかな?」と、自分自身がどう動くかを考えるよう促しています。環境を変えるには、 人ではなく、まず自分の行動・意識を変えていくことも必要、という意識を持ってもらうようにしています。職員面談は年に2回ほど行っています。もちろん日々の相談も、まずは受け止め、寄り添う姿勢を大切にしています。

自分の中で答えは出ていて、あとは背中を押してほしいだけ、という場合もありますし、話しているうちに、思考の糸がほぐれて、自分で考えを整理できることもあります。職場の人間関係は、友達ではなく、同じ方向を向く仲間。お互いに気持ちよく働けたらいいですよね。

また、職員会議と給食会議を月1回ずつ実施しています。給食会議の後も時間があれば、職員会議で話せなかったことを補う場となっています。昨年度から月1回の夕方会議を始め、半年ほど続けています。
月末の17時から、2時間程度たっぷり話せてとても貴重な話し合いの場にはなっているのですが、家庭との両立が難しい職員も多いため、今後は時間帯や方法も含めて見直しが必要だと感じています。

●研修

自分自身、そして園の成長のために
学び続けられる環境を整備

法人の中には6つの園がありますが、秋山(松戸市)、薬園台(船橋市)、西巣鴨(豊島区)、新川崎(川崎市)、善行(藤沢市)、そのあとにここ、府中緑町が開園したんですね。年齢でいうと10歳、8歳、4歳ぐらいの発達段階の差があることになります。法人全体ではチームビルディングなどのテーマで毎年研修がありますが、私たち自身でもっと組織について学んでいかなければ、と感じています。
現場からはスキルに特化した研修を希望する声もありますので、園内や園外(自治体など)の研修を積極的に受けられるようにしています。
新しく入職する職員の中には東京都のキャリアアップ研修をまだ受けていない方も多いです。キャリアアップ制度のしくみが変わり、研修を受けていないと任命できなくなっているので、昨年度はまず1科目でも取得することを目標に取り組みました。
研修を受講する時間についても、お互いに協力し合って業務を分担し、勤務時間内に研修を受けてもらいました。学ぶことは自分自身のためであり、園全体の成長にもつながると考えています。昨年度は無事に皆が研修を修了しましたが、今年度はその学びをどう活かしていくかを、みんなで考えていきたいと思っています。

●アートの研修

外部講師を招きスキルだけでなく
保育の本質を学んだ1年間

廊下には園児制作の素敵なアートが。
廊下には園児制作の素敵なアートが。

以前「教えない保育」というキーワードが保育の世界では良く使われていたのですが、子ども本人に気づかせないようにしつつ、環境や保育をとおして自然にはたらきかけをする、そんなアプローチをアートの活動に取り入れている大学の先生がいらっしゃって。昨年度は1年間をかけて、その先生をお招きして、子どもたちだけでなく、私たち職員にもご指導をいただきました。

「先生これやるから見ててね」という進め方ではなく、子ども自身が自分から手を伸ばすような環境をさりげなく作っていく、法人の基本方針でもあるんですね。

保育所保育指針でも示されているように、保育園もできるだけ家庭に近い環境が望ましいとされています。保育士は、ついつい子どもの発達をサポートしなきゃ、はたらきかけをしなくっちゃ、と考えてしまうのですが、それがかえって子ども自身の伸びようとする力や意欲、想像力を止めてしまっていることもあると思うんです。

何にもしようとしない子を「教えよう」と思うのは、保育士側の主観で会って、「本当に子どもはそう思っているのかな」と一歩立ち止まって振り返ることが大切。そんなことを、アートの先生からはたくさん学ばせていただきました。

●福利厚生

職員のライフステージ多様化に合わせ
シフトやお休み希望も柔軟に

年間の有給休暇は比較的取りやすいと思います。お子さんがいる職員が多いため、遊びの予定で休む人は少なく、お子さんの体調不良など家庭の事情で有給を使う方が多いですね。
主任がシフトを作成していますが、前月上旬までに休み希望を出す決まりになっています。土曜日に勤務した場合は平日に振替休日があり、その取得日も月内であれば自由に希望を出せます。
休み希望が重なった場合には、当人同士で話し合って調整してもらうようにしています。たとえば、お子さんの用事などで変更が難しい場合は配慮されますし、特に予定がない希望であれば、譲り合って調整することもあります。担任同士が同じ日に休むことは避け、お互いに相談して助け合っていますね。

「学び」というと、「お勉強」をイメージする方もいると思いますが、私たちが掲げている学びはそのような意味ではありません。子どもたちがもともと持っている自ら学ぶ力を引き出し、ときには見守り、遊びの中で、そしてさまざまな失敗や体験の中から気づき発見すること。それが学びであり、生きることを楽しむこと。それは大人も同じですね! 一緒に楽しく保育ができる仲間との出会いを楽しみにしています。

(取材を終えて)

「夢に出会う場所になれたら」インタビューの中で園長先生が何度も口にしていたキーワードが印象的、日々の保育や保育室、季節のイベントにもそんな思いが盛り込まれているのを感じました。給食のようすを窓越しに見学させていただいたのですが、子どもたちも保育士さんたちも、皆笑顔いっぱい。居心地のよい保育園です♪

この保育園の施設概要

施設名 府中緑町・学びの保育園_東京都認可保育所
勤務地 東京都府中市緑町1-6-3
最寄り駅 京王線府中駅より徒歩7分

求人募集要項

仕事内容 保育士
雇用形態 パート
給与 16時まで / 1,290円
16時~17時 / 1,340円
17時~19時 / 1,490円
※7時から勤務の場合、早番手当500円/1日
※19時まで勤務の場合、遅番手当 500円/1日
※「特例処遇手当」として市区町村の規定に沿って支給
※年4回の賞与あり
交通費 実費支給
勤務期間 長期
勤務時間 【平日】
朝7:00~10:00 / 夕16:00~19:00
※どちらか、または両方できる方
※週2回以上から相談可

【土曜日】
7:00~16:00 又は 10:00~19:00
※月に2回以上できる方
休日・休暇 日祝
応募資格 保育士資格、幼稚園教諭資格等

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