ランゲージ・ハウスFujisaki保育園認可保育所_株式会社クロベコーポレーション

日常の中に英語がある、理想の環境が実現!
バイリンガル教育の認可保育園

京急大師線鈴木町駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街にある、認可保育所ランゲージ・ハウスFujisaki保育園では、バイリンガル教育を基本に、日本人保育士と外国人講師が協力して保育活動を行っています。日々の保育はもちろん、オリジナリティあふれる行事や保育環境など、他の保育園とはちょっと違う、ILH(インターナショナル・ランゲージ・ハウス)ならではの特徴的なバイリンガル教育について、松本紗枝園長先生にお話しを伺いました。

ランゲージ・ハウスFujisaki保育園

ILHのバイリンガル教育について

子どもの環境への順応力ってすごい!バイリンガルの環境が広げる可能性。

英語講師のラキア先生もスイカ割りに挑戦!日々の生活が異文化交流に。
英語講師のラキア先生もスイカ割りに挑戦!日々の生活が異文化交流に。

ILHでは「イングリッシュ・タイム」という時間を毎日の主活動に設定していますが、朝の会から始まってクラフトの時間、戸外活動や給食、午睡、おやつ、そして自由遊びからお迎えまで、常に英語に自然に触れられる環境になっています。

外国人講師は、プログラムの時間だけではなく、生活時間も共にしているんですね。日常的に英語を耳にすることで、英語脳と日本語脳が切り替えられるようになります。脳の成長発達が著しい乳幼児期に、たくさんインプットして、アウトプットの土台が作られていきます。

例えば、昨年入園した子も、英語という言語に生まれて初めて触れる、という状態から始まっているのですが、誰も教えてないのに「ラキア先生(外国人講師)のときは英語を話す」ということが体で分かってくるんですよね。

最初は「英語では話されても、わからない」と言っていた子も、だんだん「ラキア先生は英語しか話さないから、英語で話そう」と自然に理解するようになります。だから一生懸命聞こうとするし「なんて言っているんだろう」って考えるようになる。

ラキア先生が英語で話しかけると、文法でペラペラ話すというのはできなくても、イエスやノーなど簡単な英語から返事をすることで会話が成り立っていく、そんな姿が日常的に見られます。

子どもたちが、外国人の講師に、英語でいっぱい、とにかくたくさん話しかけているんですよ。もちろん英語で完全な会話が成り立っているわけではないのですが、何となく言われていることは分かるから、英語で答えられないときは「そうじゃない、なんとかかんとかでしょ」と日本語で答えて、会話が繋がっているんです。

一方で日本人が日本語で話しかければ、日本語で答える。毎日の積み重ねから少しずつ、その子なりの成長がみられます。そんな姿を見て、日々子どもの環境への順応力ってすごい!と驚かされています。大人よりも柔軟で早いんですよね。毎日子ども達から、学ばせてもらっています。

ILHの行事について

行事はとにかく楽しむこと!「やってみたい!」アイディアを形に

画像のキャプション
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「イベント・デー」

いろいろなアイディアを持っている職員が多いので、自分の得意なことを生かして、自分が楽しむことも大切にしています。職員が楽しく取り組んでいるのが、子どもにも伝わるんですよね。

もちろん一般的な保育園と同じで、運動会や発表会という行事もあるんですが、Fujisaki保育園では今、毎月1回「イベント・デー」を実施しています。これは、その時子どもが興味を持っていることや、職員が「こんなことを子どもたちにシェアしたい」ということを、みんなでイベントにしていくような取り組みです。

保育園って、どうしても型にはまった行事になりがちですが、毎月みんなで楽しく考えながら進めています。これが負担になったり、大変に思ってしまったりすると本末転倒ですからね。とにかく、楽しみたいんですよね。子どもも大人も。

この「イベント・デー」に関しては毎月の担当職員を特に設けていないんです。職員のミーティングや、毎日の「イングリッシュ・タイム」で取り組んでいるテーマをひっぱってきたりとか、話し合いの中で決まっていきます。

例えば今年度は、4月は「イースター」、5月は「フィルム・フェスティバル」、6月は「クレイジーヘア・デイ」、7月は「ハワイアン・フェスティバル」を企画しました。「イースター」では、エッグハント(装飾されたイースターエッグを使った宝探しゲーム)やイングリッシュのクラスの中で作ったバニーの耳を付けたりと、イースターの雰囲気を製作や仮装などで味わいました。

「フィルム・フェスティバル」では、国際映画祭の真似をして、ムービースターやキャラクターの格好をして楽しみました。小さい子のクラスは職員が作り、大きい子のクラスは、なりたいキャラクターに自分で製作した衣装を着て変身。オーロラ姫やスパイダーマンもいましたよ。レッドカーペットや「フジサキ国際映画祭」というプレートも作って、ファッションショーみたいになりました。とにかく子どもと職員が楽しんで「これも作ってもいいですか?」と次々にアイディアが生まれるんですよね。

「クレイジーヘア・デイ」では、材料は園で準備して、鏡を置いて、髪の毛の色や形を好きなように変えて。保育室がまるでメイクルームのようになって、みんなとても楽しんでいました。

保育や行事の様子については、LINEの公式アカウントで保護者に配信しています。コロナ禍でなかなか園内に入っていただくことはできない日が続いていますが、例えば、こういう事をやりますよとお知らせすると、それに合わせた洋服を着てきてくれたりもします。今年1月に虎になって書道をしようといったイベントをしたのですが、おばあちゃんが尻尾を編んでくれましたといって、本当に虎みたいな格好で来てくれた子もいました。保護者の負担ではなく、一緒に楽しんでいただけるように、自然に巻き込んでいくことができたらいいなと考えています。

ILHの保育について

日々の保育活動もまるごと楽しむ!生活も遊びもすべてがつながっていく。

日々の保育の中で、基本的生活習慣もしっかり身に付ける。
日々の保育の中で、基本的生活習慣もしっかり身に付ける。

当園では食育の一環として、絵本の中にでてくる食べ物を給食で再現する「絵本給食」という活動をしています。最近では『ワタナベさん』という絵本を読んで、そこに出てくるスパゲッティを再現してみました。また「世界の料理」という特別な献立の日もあって、子どもたちもみんな楽しみにしています。

献立は、園のオリジナルになっています。オープンした当初、栄養士は新卒で現場経験のない方でした。ですので、現保育士(前職は栄養士10年以上の経験者)が最初は手伝いながら作成していましたが指導しながら徐々に現栄養士が取り組むようになりました。このような指導体制がとれるのも様々な経験のスタッフがいるからこそだと思います。

クラフトもダイナミックに!自分らしさを表現する時間。
クラフトもダイナミックに!自分らしさを表現する時間。

また園庭はないのですが、基本的には毎日近隣の公園にお散歩に出かけています。保育園の周辺にはいろいろな公園があって、道路も平坦な道が多いので、戸外活動がしやすい環境になっています。桜やアジサイ、カエルがいる公園もあります。青虫を育てて羽化させ、ちょうちょになる過程を観察したり、カエルを捕まえてきて、カエルの歌を楽しんで、公園にまた返したりと、四季ごとの自然を満喫しています。

ベランダや玄関では、プランターで家庭菜園もしているんですよ。トマト、ピーマン、しそ、みょうが、水菜、サンチュなど、わりと渋い野菜も育ててます。子ども達がお世話してくれるんですよ。プランターは職員の手作りなんです。調理パートさんが、とても多才な方で、DIYや植物を育てるのがとても上手なんです。それぞれ得意な人がいたらお任せすることもあります。

また「虫歯予防デー」では、ILHのキャラクター・ボブの大きな絵を壁に貼って、子どもたちの午睡中に、職員がわざと歯を汚く塗って。起きたら「大変!ボブが虫歯だらけになってる!」と。そこで、おやつの後にみんなでボブの歯磨きをする。すると歯がきれいになる。「歯みがきは大切です」というよりも、楽しい。生活習慣も楽しみながら伝えることで、子どもたちの心にも残ったようです。

園長先生について

職員間の距離が近いから自然に連携がとりやすい環境

「とにかくみんなが楽しむことが基本!」異業種の経験も豊富な松本園長先生。
「とにかくみんなが楽しむことが基本!」異業種の経験も豊富な松本園長先生。

日常の中に英語がある環境を実現したい

私、現場の職員たちが大好きなんです。園長という立場ではありますが、皆に協力してもらいながら、フラットなチームを作ることができていると思います。園と保護者の方との距離も近いし、去年は自分もクラスに入っていたので、子どもたちの育ちも把握できています。子どもも大人も「園長先生」という感じでは接していないのではないかな?と思っています。とても貴重な経験をさせていただいています。

職員は多彩な経験をもった人ばかりなんです。例えばタイで幼稚園の先生をしていた人や、ワーキングホリデーに行っていた人もいます。世界一周した人もいるんですよ!また、栄養士から保育士、調理師や動物関係の業界から保育士を目指している職員も多いんです。

私もぜんぜん違う業界の企業に勤めていました。保育士として沖縄の保育園で働いていたこともあります。ちょっと異色な経歴ではあるかなと思います。こちらに来てから2年間、現場でクラス担任やフリー保育士をやりながら、運営事務も経験させてもらいました。

当社の社長が、日本の英語教育の環境についてずっと前から問題提起してきた人なんですね。日本は、残念ながら英語を好きになる環境がない。英語=受験英語になってしまっている。一生懸命に英単語を覚えて、文法を覚えて。でも話すためのハードルが高いんですよね。入口のハードルが高い。そうではなくて、日常の中に英語がある環境。特別なことをしなくて、ふと耳に英語が入ってくる。そのような環境の中で自然と英語に興味をもって、インプットしたものを徐々にアウトプットが出来る、そんな環境を実現するためにILHの保育園をつくったんです。その理念に私もとても共感し入社しました。

英語講師が主体で行う職員会議「イングリッシュ・ミーティング」は毎週1回行っています。全体のミーティングは全員が揃う日に行います。ミーティングには、できるだけ全員参加できるようにしています。来週やることやフィードバックの時間が中心です。

求める人物像について

何か課題があったときに「とりあえずやってみようかな」と思える

カラフルながらも木のぬくもりが感じられる家庭的な園舎
カラフルながらも木のぬくもりが感じられる家庭的な園舎

英語は話せなくても大丈夫

英語講師も子どもの惹きつけ方だったり、導入だったり、活動の流れの作り方などについては、保育士からアドバイスもらいます。「もうちょっとこうしたら、よかったよね」といったことや、英語講師からは「こういうところをサポートしてほしいな」ということを意見交換します。

日々のコミュニケーションが密に取れていること、そして保育室自体もオープンになっているので、「隣の先生って今何してるんだろう」とか「このクラスって今、どういう動きしてるんだろうな」と園の中で見えない部分がないため、自然に全体をみんなが把握できているんですね。「あの先生が、ああいう事をやってくれているから、自分はこっちやろうかな」とお互いが考えて協力し合いながら動くことができていると思います。

職員は自主的に動いてくれることも多いですが、「こういう事をやるんですけど大丈夫ですか?」ともちろん必ず確認はしてくれますから私も全体の把握が出来ますし、安心して任せています。チームワークがとてもいいのが自慢ですね!

認可保育所ということもあり、規則に則った運営をしなければなりませんし、定期的な指導監査もあります。やはり子どもの安全は第一なので、ルールをしっかり守りながらも、ちょっと他とは違う、ランゲージ・ハウス、そしてFujisaki保育園らしさを忘れずに、運営していきたいと思っています。

全部が全部「やっちゃダメ」なことじゃなくて、守るべきところを守って、きちんと気を付ける所に気をつければ、割とできることが多いんですよね。何のための保育か、といったらやはり子どもの育ちのためですから。

会社のホームページにブログがあり系列施設のニュースがたくさん掲載されています。またInstagramや公式LINEでも配信していますので、ぜひ見ていただきたいです。入園見学の方もたくさん来てくれています。実際の様子をしっかり見ていただいて、納得して入っていただきたい。それは採用の時も同じですね。

英語は話せなくても大丈夫です。職員と英語講師も、英語が日常レベルで話せる職員と、カタコトの職員と、半々ぐらいです。みんながペラペラなわけではありません。英語が話せる職員とは英語で会話をするし、カタコトの日本語とカタコトの英語で話している光景もよくみられます。「英語でこれなんて言うんだろう」と考えて話してみる。大人も楽しみながら、英会話の上達につながっています。

何か課題があったときに「どうしよう、できないかもしれない」というネガティブな考えの人よりは、「とりあえずやってみようかな」と思える方がいいですね!
自信満々じゃなくていいんです。「できないかもしれないけれど、やってみよう」という気持ちが持てること、そんなチャレンジ精神のある方にぜひ仲間になってもらえたらと思います。

取材を終えて・・・

「一人ひとりの多様性を認め合う本物のバイリンガル教育を実践」

園の特徴を一言でいうとしたら、子どもも大人もとにかく「楽しむ!」を大切にしていること。そう語ってくださった松本園長先生はじめ、職員の皆さんが本当に楽しそう。笑顔に囲まれて日々成長できる理想の環境があります。英語が話せる方はもちろん、話せない方でもOK。海外の文化や生活に興味がある方も、ぜひご応募ください!

この保育園の施設概要

施設名 ランゲージ・ハウスFujisaki保育園
勤務地 神奈川県川崎市川崎区藤崎1-23-6
最寄り駅 京急大師線鈴木町駅徒歩 10分

写真でわかる!保育園の様子

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