横浜さくら幼稚園学校法人前田学園

子どもの可能性と笑顔が輝く!
特色ある教育カリキュラムを実践

緑豊かな横浜の森に園庭を囲むように立つ、横浜さくら幼稚園。すぐ隣には多くのオリンピック選手を輩出しているスイミングスクールも併設しています。子どもたちが体をいっぱい動かし、笑顔で活動している様子をたくさん見せていただきながら、前田敏行園長先生にお話しを伺いました。

横浜さくら幼稚園

横浜さくら幼稚園の教育理念について

5つの柱を教育理念に掲げて…
生きる力を育む、水泳指導

プールは安全・衛生面も万全。日本体育協会公認水泳上級コーチ公認の本格レッスンが受けられる。
プールは安全・衛生面も万全。日本体育協会公認水泳上級コーチ公認の本格レッスンが受けられる。

横浜さくら幼稚園の特徴として、教育方針5つの柱があります。 体操教育・国際感覚・音楽教育・自己表現・情操です。

体操教育では、特に水泳に力を入れています。水泳は、心身の健康と発達を促すために最も大切なプログラムです。長年にわたって、水泳は子どもたちの習い事人気ランキングナンバー1なんですよ。野球とかサッカーより、実は水泳の方が人気のようです。なぜ水泳人気が続いているのか、その理由は幼児の身体の発達に良い影響を及ぼすことが証明されているからでしょう。単に「泳ぐ」という技術を学ぶだけではなく、水泳はエアロビクス(有酸素運動)でもあります。

近年では気管支の弱い子が増えているんですね。喘息の子が増えていますが、当施設は暖房も完備していますので、さまざまなお子さんが年間を通して全身運動をすることができます。体温調節機能やバランス感覚などの身体機能の発達を促すことができるのが水泳です。無理なく水に親しむことから、本格的に泳ぐコースまで、一人ひとりの発達やレベルに応じた園独自のプログラムを実施しています。そして、子どもといえども、ストレスの多い現代社会において、水泳運動は心の健康にもよい影響を与えることがわかっています。

東京オリンピック・パラリンピックの日本代表、成田真由美さんも、当スイミングクラブの出身なんです。水の女王と呼ばれていますよね。テレビの取材も時々入っています。そのほかにも、オリンピック出場選手を何人も輩出しています。彼らの活躍が、子どもたちに夢や希望を与えてくれています。

スイミングスクールからは、オリンピックや世界選手権など数々の優勝選手を輩出。
スイミングスクールからは、オリンピックや世界選手権など数々の優勝選手を輩出。

水泳は何といっても、まず安全第一。東北の震災があったとき、天井が崩れてきた施設がありました。そこで当施設では、万が一のことを考えて天井の下にネットを張り巡らせています。またプールの中央四角にある排水溝も、子どもが引きずりこまれるようなことが絶対にないよう、開園当初から体がすり抜けられない二重の仕組みになっています。プールサイドにはもちろん監視の職員もおり、2階からでも、職員や見学の方からもプールの様子がよくわかる空間になっています。更衣室にはAEDも完備しています。

衛生面にも万全を期しています。水がきれいなことも、当施設の自慢です。大きなろ過器を設置しており、どのプール施設よりも水が綺麗だと思います。なぜそんなに水がきれいなのかというと、井戸水をろ過しているからなのです。25mプールなのですが、横幅が小・中学校よりも幅広くなっており、水の新鮮さが全然違いますから、透明度も違います。子どもたちはプールの中で目を開けますよね。肌が弱い子も増えていますので、たくさん塩素を入れなくてもきれいで、肌への刺激も少ない水質になっているんですよ。

結果ではなく、その過程で生まれる気持ちにこそ価値がある


創立以来、体操にも力を入れています。「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」といわれるように、健康な体が、生きる力、学ぶ力の礎になっていくと考え、専門の体育講師が指導にあたり、毎日教室や園庭で体操をしています。

例えば、昨年度の秋の運動会。例年、年長さんが組み立て体操を披露するのですが、緊急事態宣言や登園自粛などもあり、夏休み後にほぼ初めて全員で合同練習をすることができたんです。そうしたらどうでしょう。ほとんどの子どもがお友達の足を持って支えて立つこともできなかった。私は愕然としました。毎日登園して体操したり練習したりする機会を奪われ、家にいる時間が長くなってしまうと、こんなにも子どもの運動能力や体力が落ちてしまうのかと……これでは秋の運動会には間に合わないのではないかと思われましたが、体育講師や担任の声がけが素晴らしかった。「なぜできないのか」という点に着目するのではなく、「どうしたらできるかな」「この子たちは、きっとできる!」と子どもの力を信じ、ほめることで、少しずつ組み立て体操の形になっていき、本番では見事にやりとげることができました。

子どもたちの頑張りと、職員・講師の情熱、そして子どもの持つ潜在的な力ややる気を引き出すプロの精神……それが一体となったことで実現した感動的な瞬間でした。子どもはもちろん、保護者の方も、そして職員も皆心から感動していました。体操が上手にできるようになることではなく、その過程で生まれるがんばる気持ちやあきらめない気持ちにこそ、本当の価値があると思います。

横浜さくら幼稚園のカリキュラムについて

プロ講師による本物のリトミック教育

日本で本格的にリトミック教育を広めた岩崎光弘元園長先生の理念を受け継ぐ本格的なカリキュラム。
日本で本格的にリトミック教育を広めた岩崎光弘元園長先生の理念を受け継ぐ本格的なカリキュラム。

カリキュラムの質と内容には自信があります。

リトミックは、スイスの作曲家・音楽教育家エミール・ジャック・ダルクローズによって創案された音楽教育法で、楽しく音楽と触れ合いながら、リズムや拍子、音感など基本的な音楽能力を身に付けるだけではなく、身体能力や集中力、表現力、社会性、向上心、想像力や知的な能力を育む教育です。当園では年少クラスから取りいれています。

今ではたくさんの幼稚園や保育園、幼児教室で取り入れられていますが、当園で実践しているリトミック教育は本格的。カリキュラムの質と内容には自信があります。というのも実は私の2代前の園長が、岩崎光弘先生という方で、この方は日本で本格的にリトミック教育を広めたリトミック研究センターの創設者なんです。今から2~30年前は、リトミックといってもまだあまり知られていなかったのですが、岩崎先生は日本全国にリトミック教育を広めた人物として知られています。

リトミックの講師で、岩崎先生の事を知らない人はおそらくいないと思います。当園では、岩崎先生が園長をしている当時から本格的なリトミックに取り組んでおり、今でも、リトミック研究センターの研究員でもあるプロの講師が教えています。エスパス幼児教室の職員も、リトミックの資格を取得しています。どこよりも正当なリトミックできているんじゃないかな、と自負しています。

人を愛することや思いやり、豊かな情操を身に付けていきます


また、グローバル社会を生き抜くために必要な国際的な感覚を養うため、英語に親しむ時間も取り入れています。勉強するというよりも、楽しみながら英語に触れることが大事です。例えば、世界の文化や自然、動物などを紹介したりすることで、世界に興味を持ち自然に英語にも親しむことができます。英語に親しむ時間も専門講師が担当しています。

その他にも、当園では、集団生活に適応する力、ルールやマナーを身に付けることや、リーダーシップの育成、そして「生命」を大切にする教育を実践しています。子どもたちはさまざまな日々の教育活動や行事を通して学び、人を愛することや思いやり、豊かな情操を身に付けていきます。

年間を通して子どもも保護者も楽しみにしている行事がたくさんあります。当園では、感染対策には十分に気を付けながら、大切な思い出をつくる機会をできるだけ子どもたちから奪わないよう、最善の努力をしています。

運動会や発表会など、その時期・その瞬間に輝く子どもたちの姿を保護者にも見ていただきたい、それが誇りや自信、自己肯定感になっていくと思うのですよね。クラスごとに時間を区切って、園バスを往復し、入れ替え制で行うことはとても大変ですが、皆さんとても喜んでくださっています。

週4回実施している給食も、登園の自慢です。無添加食品を取り入れた給食を実施。栄養士による食育も行っています。水曜日には、預かり保育利用者向けの「こぐまランチ」も実施しています。預かり保育では、希望者はご自宅まで園児を送り届けており、とても好評です。

地域との交流について

親子参加のエスパス幼児教室は、子育て支援・交流の場としても人気。

幼児教育への想いは人一倍!前田敏行園長先生。
幼児教育への想いは人一倍!前田敏行園長先生。

できるだけ親子の関わりや家族の絆を大事に

エスパス幼児教室(プレ保育)は、就園前の2歳時を対象とした幼児教室です。 リトミックと、モンテッソーリ教育、この二つを軸に五感や言語、表現などを育む保育を行っています。幼稚園に入る前の2歳までの乳幼児期にも、子どもの脳はものすごい勢いで発達しているんですね。

脳が発達するということは、脳から伸びている神経、指先とか足先に、伸びよう伸びようと頑張っているんですね。その神経系の発育が著しい時期に、その力を引き出してあげるようなはたらきかけを行うことが重要だと考えています。

モンテッソーリ教育は、イタリアの教育学者、マリア・モンテッソーリが考案した教育方法で、感覚教具を中心とした活動を通して、知的発達だけでなく、腕や手、指のコントロールを促します。たくさんの教具があり、手指や脳神経の発達を促す様々な工夫が凝らされています。

また、この幼児教室はお預かりするのではなく、親子参加です。親子参加にしているのは理由があるんですね、いま、共働きのご家庭がとても増えており、親御さんがお子さんと関わる時間が激減していると言われています。

例えば保育園に通っている子は、登園前の朝の時間と、仕事終わってから迎えに行って家に帰って食事してお風呂入って、歯磨きして寝るだけになってしまう。幼稚園でも預かり保育が増えており、同じような傾向になっています。それは仕方のないことなのですが、できるだけ親子の関わりや家族の絆を大事にしたいですよね。

近年では在宅勤務のお父さんも増えてきました。一回ごとにお父さんお母さんが交互に参加してくださるご家庭もあります。当園では下の子を幼稚園でお預かりして、しっかりと上のお子さんと時間をとっていただけるようなシステムも作っています。子育て経験のある乳児保育に慣れている保育者が担当しますので、安心して預けていただくことができます。

また、保護者同士が交流できるのも幼児教育の魅力のひとつです。子どもを産んでからすぐコロナ禍になってしまい、コロナ以前のお母さんに比べてママ友が少ない可能性があるんですね。お出かけや交流の機会がない世代のお母さんたちに、そうした交流の場所を作ってあげたい。他のご家庭は方どうしているのかな?とか、嫌いなものをどうしたら食べてくれる?など一人で悩んでしまっている方も多い世代だと思うんです。幼児教室が保護者にとっての交流の場、友達づくりの場になっているのはうれしいことですね。

取材を終えて・・・

「世界を舞台に活躍する選手も輩出
伝統と信頼を土台に、未来に挑戦しつづける幼稚園」

緑に囲まれた広大な園庭と園舎。創立40年以上の歴史を持つ。
緑に囲まれた広大な園庭と園舎。創立40年以上の歴史を持つ。

横浜さくら幼稚園のWebサイトやSNSでは、園の情報を積極的に配信しています。事前にじっくり拝見してから取材に伺ったのですが、想像していた以上の「すごい!」「へぇ!そうなんだ!」という発見があり、とても感動しました。なんといっても園長先生の、幼児教育に対する情熱、それを長年実践されている安定感、そしてチャレンジ精神……「この幼稚園に通いたい!」と大人も思わずワクワクしてしまう横浜さくら幼稚園。ぜひ一度アクセスしてみてくださいね。

求人情報の詳細はお問い合わせください。

この保育園の施設概要

施設名 横浜さくら幼稚園
勤務地 神奈川県横浜市青葉区鉄町2345
最寄り駅 あざみ野駅

求人募集要項

現在募集を行っておりません。

詳細はほいくbloom事務局までお問合せください。

写真でわかる!保育園の様子

  • 横浜さくら幼稚園
  • 横浜さくら幼稚園
  • 横浜さくら幼稚園
  • 横浜さくら幼稚園
  • 横浜さくら幼稚園
  • 横浜さくら幼稚園