天才キッズクラブ楽学館登戸園株式会社TKC

子どもの可能性は、保育でもっと輝く!
大人も子どもも世界一ワクワクする保育園を目指して

東京・神奈川を中心に17園の保育園と学童クラブ・課外教室を展開する、天才キッズクラブ。今回は、小田急線・向ケ丘遊園駅徒歩5分ほどに位置する認可保育所、天才キッズクラブ楽学館登戸園の上原昌子園長に、園の特徴や保育の内容、大切にしていることなどを伺いました。

天才キッズクラブ楽学館登戸園

天才キッズクラブの保育について

子ども達が輝く!乳児~幼児まで一貫したカリキュラム

手押し車をする子ども達
手押し車をする子ども達

天才キッズクラブでは全園共通で「1に楽しく、2に楽しく3・4が無くて5に楽しく」をモットーに掲げ、「やらせない、教えない、無理強いしない」を教育理念にIQ(学力)、EQ(心力)GQ(元気力)のバランスの良い子を育てることを目指しています。認可、認定、企業主導型など、地域のニーズに合わせながら17園を展開。各園のカラーを大切にしながらも、会社の理念・方針に沿った天才キッズクラブならではの特徴ある保育を運営しています。

「天才キッズクラブ楽学館登戸園」は認可保育園として2017年に開園しました。0歳から就学前まで約60名をお預かりしています。

バランスのとれた保育を

カリキュラムは、体操、自学自習、英語など、文武両道バランスのよい内容となっています。例えば体操では、専門の講師が月に数回指導に来てくれていますが、逆立ちや逆立ち歩き、マット運動などを毎日の保育でも実践しています。子ども達はそれぞれに自分の目標を立て、それに向かって日々楽しみながら取り組んでいます。

結果的に年長になると全員が逆立ち歩きができるようになります。「上手にできるようになること」がねらいや目的なのではありません。体操はあくまでも手段の一つです。もちろん運動の技術が付いたり、体が強くなったりという良いこともありますが、体操を通じて一人ひとりの子どもの生きる力や「非認知能力」を伸ばしていくことが目的です。

0歳児は、ハイハイや歩くことで、まずは基本的な運動能力を身に付けていきます。1歳児からは、リズム体操やリトミックを取り入れています。乳幼児期から年齢発達に応じたプログラムを取り入れることで、さまざまな動きができるようになっていきます。2歳になる頃には逆立ちができるようになる子もいます。

一人ひとりに合わせたペースで生活習慣や運動能力を身につけていきます


子どもって、自分が興味を持ってやりたい事はずっと繰り返し取り組むんですよね。でも中には、あまり体操に気が進まない子もいます。そんなときは「今日は見ていようか」など声がけをしながら進めていきます。逆立ちは、苦手な子にとっては大変というイメージを持っていることもあるのですが、側転ならできそうだからやりたいという子もいる。そんなときは「側転やろうか」「でも最後1回だけは逆立ち歩きしよう」と提案したり、失敗して痛い思いをするから一人で逆立ち歩きをするのが嫌だという子には、少し目線を変えて、「先生と手押し車しよう」と促したりしています。職員が子どもの足を持って手で歩くだけでも手の力はつきますからね。そんな形で、子ども一人ひとりに向き合いながら繰り返し行うことで、その子のペースで少しずつできるようになります。

このように乳児から幼児まで成長や発達に沿いながらも一貫したカリキュラムの中で、毎日繰り返し習慣化していくことで、基本的な生活習慣や運動能力、非認知能力が身についていきます。体操に限らず、例えば鉛筆持ちでは、鉛筆を持つためには、まずスプーンをちゃんと持てることが大切になってきます。握り持ちから下手持ちになり3点持ちして...という過程がありますよね。それで最終的に鉛筆・お箸が持てるようになるのです。クレヨンで自由に表現する中でも、徐々に筆圧を付けていき、三角鉛筆に入っていきます。つまり、一つひとつの保育活動は繋がっており、「それは何のためにやるのか」を考えて実践すること、その積み重ねが発達を援助していく中で大切にしていることの一つです。

季節の制作に関しては、子ども達が興味を持ったものや職員がやってみたいことから起案することが多いですね。その中でも、手先の発達を促す活動をしたければ、ちぎる動作を入れてみたり、素材遊びを楽しみたかったら、紙粘土を入れてみたりとか、一貫したカリキュラムで決めているというよりも、職員が自由に、子ども達の様子を見ながら行っています。

天才キッズクラブが大切にしていること

小さな「できた」の積み重ねの向こうにあるもの
一生忘れない風景が、生きる力になる

逆立ちの練習をする子ども達
逆立ちの練習をする子ども達

特色あるカリキュラムに、乳児期から少しずつ取り組むことによって、できることが少しずつ増えていきます。その小さな「できた」の積み重ねがあることで、子ども達は自分に自信を持ち、先生やお友達と一緒に喜ぶ中で、自己肯定感が育まれてくると思います。そうした経験が、「もっと挑戦してみよう」という気持ちにつながっていきます。

「応援」が自信やパワーの源になって人生を歩んでいける

例えば逆立ち歩きで10mというと、簡単にできることではありません。しかし、子ども達の中に、小さな「できた」の積み重ねが育まれているので、「続けていれば絶対できる」「あきらめないでやると、その先に絶対"できる"がある」ということを、子ども達は知っているんですよね。だから頑張ることができる。そして頑張っている過程で、今度は自然と友だち同士が応援しあうようになります。応援してもらった経験があるから、友だちのことも応援します。応援というのはそれ自体がパワーをもっています。ちょっと自分には大変だなという大きな目標を達成したときに、友だちや周りの大人が心から喜んでくれた...その景色って、たぶん一生心に残るのではないでしょうか。その景色を見て感じた「自分はできる」という強い思いや自信がパワーの源になって、長い人生たくさんの挑戦をしながら生きていくことができる。自分はやればできるんだ、あきらめなければできるんだということを、子ども達は自ら学んでいくのですね。

天才キッズクラブの特徴

保護者との交流で、保育士も成長しています

先生の話をしっかりと聞く子どもたち
先生の話をしっかりと聞く子どもたち

入園説明会には全園で約500人が参加

コロナ禍では、行事も予定通りにできないことも多くなりましたが、オンラインも取り入れながら工夫して実施しています。入園説明会や保護者会もオンラインに切り替えましたが、入園説明会にはなんと全園で500名もの方が参加してくださり、おかげさまで、保護者にも選ばれる保育園として地域の認知度も非常に高くなっています。1日に2組ずつですがリアルでの園見学も継続しています。

たくさんの保護者の方から感謝のお言葉をいただいています

保護者の方からは、「園でカリキュラムが充実しているので、習い事をしなくてよいからありがたい」という声をよく聴きます。働く保護者が土日も使って習い事に連れて行くのは時間的にもハードです。机に向かうということも、家庭で習慣化させるのはなかなか大変ですが、集団の力でやっていけば自然に身に付けることができますよね。子育てを支援するという意味でも、皆様に選んでいただけているんだなぁということを実感しています。

天才キッズクラブの職員について

職員同士のコミュニケーションがより良い保育をつくる鍵

運動場
運動場

アプリなども活用し積極的に情報共有・話し合いをしています

保育士は正職員、パート職員合わせて約20名、若い人から経験豊富な方までがそろっています。私自身は保育士経験約20年、幼稚園も経験していますが、この園では立ち上げ当初から園長をさせていただいており、今年で6年目になります。主任、副主任、リーダーの先生たちを中心に常にコミュニケーションをとりながら、月1回の職員会議、カリキュラム反省会、乳児会議、幼児会議、クラス会議...と、とにかく常に情報共有、積極的に話し合いながら進めることを心掛けています。ミーティングの時間はなかなか確保するのは難しいですが、午睡中に行うことが多いですね。登降園管理や保育書類の作成も専用のアプリを活用しています。特に若い人たちはタブレットやPCでの作業が得意な人が多いですから仕事が早いですね。

フォローアップし合いながら成長していきます

行事に関しては、発表会、運動会、夏祭りを三大行事と呼んでいますが、そうした大きな行事のプロジェクトリーダーを1年目、2年目の人に任せています。一緒に組んだ先輩の先生がフォローアップしながら取り組んでもらうのですが、プロジェクトの仕事を通して大きく成長する姿を見せてくれます。保育書類なども、時間がない中で職員は工夫して取り組んでいます。特に月案や週案、日案など「何のためにやるのか」と保育の目的を明確にすることが大事です。リーダーが、体制表を調整して、各担任が事務仕事に時間を当てられるように、調整しています。

園長が大切にしていること

「大人も子どもも世界一ワクワクする保育園」を目指しています

天才キッズクラブの園長先生
天才キッズクラブの園長先生

私が園長として大切にしていることは4つあります。

1.明るい空気づくり

1つ目は、「明るい空気づくり」です。天才キッズの社風自体が、それをとても大事にしています。来園してくださった見学者の方が、よく「先生たちが明るいですね!」と言ってくださいます。意識しなくてもできているので、私たち法人の強みだと思いますし、それに共感するポジティブで明るい方が集まってくるというのもあると思います。またミスを責めない文化もあり、「グッドエラー、ドンマイ」と助け合っています。ミーティングの前には、お互いの良いところをほめて伝えるワークなども行っています。

2.楽しむこと

2つ目は「楽しむこと」です。同じやるなら楽しむこと!例えば、少し面倒に感じる作業や大変に感じる仕事も、そんな時は「どうせやるなら楽しもうよ!」とよく言っています。

3.ねらいを明確にすること

3つ目は、「何のために」それをするのか一つひとつ「ねらい」を明確にすることです。行事や子どもたちの活動はもちろん、私たち職員の事務的な仕事にも言えることですね。例えば行事の起案などでも、きちんと記録を残して、誰がやってもできるようにしていますが、去年のものを見直してみると「これってホントに必要なの?」ということもあります。壁面制作などもそうですね。疑問に思うことや必要ではないと思えることは極力減らしていこうと考えています。

4.大人も子どもも「成長」出来る組織にすること

4つ目は、大人も子どもも「成長」出来る組織にすることです。「ここで過ごしたから成長できた」と言ってもらえるように、その為にはどうしたら良いかを考えるのが私の仕事だと思っています。採用後は、本社人事部のほうで理念の研修があり、現場配属後にも丁寧なOJTを行っています。素直な人は伸びます。失敗してもできなくてもいい、挑戦し続ける人が仲間になってくれたらうれしいですね。

一人ひとりの個性と強みを生かし、「大人も子どもも世界一ワクワクする保育園」を目指して、皆で手を取り合って前に進んでいく、そんな園を作っていかれたらいいな、と考えています。

取材を終えて・・・

「職員と子ども達の輝く笑顔が印象的」

天才キッズクラブ楽学館登戸園
天才キッズクラブ楽学館登戸園

「こんにちは!」と挨拶しながら通り過ぎる職員も子ども達も明るく笑顔がいっぱい。上原園長のお話のとおり、意識せずとも明るい空気が流れる空間。同じ建物の中には、川崎認定保育園、屋上には園庭もあり、建物全体にエネルギーがあふれています。天才キッズクラブのしっかりとした理念に根差した、軸のぶれない保育。上原園長のまっすぐなまなざしの先に、職員と子ども達の輝く笑顔が印象的な保育園でした。

この保育園の施設概要

施設名 天才キッズクラブ楽学館登戸園
勤務地 神奈川県川崎市多摩区登戸2184-1 トミタヤBLD 1・2F
最寄り駅 向ヶ丘遊園 駅

求人募集要項

仕事内容 保育士
雇用形態 パート/アルバイト
給与 時給 1,100円~
交通費 5万円/月まで
勤務時間 【シフト制】☆フルタイムでも、短時間勤務でもOK♪時間帯もお気軽にご相談ください。
※7:00~20:00の中で3時間以上8時間未満のシフト制です♪
※勤務の時間帯は応相談
※6時間以上勤務で1時間休憩になります。
★大歓迎★
― ①フルタイム ―
7:00~20:00の中で実働8時間(1時間休憩)
例:7:00~16:00(1時間休憩)
9:00~18:00(1時間休憩)
― ②短時間勤務 ―
朝晩、遅番大歓迎♪シフト希望お伺いいたします。
休日・休暇 日曜・祝日(勤務は月曜から土曜までの中の週3日以上)
年末年始休暇
有給休暇(法定通り)
福利厚生 ・加入保険は法定通り
・研修制度充実
・社員登用あり
応募資格 保育士資格(必須)、経験者優遇

写真でわかる!保育園の様子

  • 乳児クラスの給食
  • 手押し車をする子ども達
  • 側転をする子ども達
  • 先生の話をよく聞いている様子
  • 逆立ちを練習する子ども達
  • 逆立ち歩きをするこども
  • 運動場
  • 天才キッズクラブ楽学館登戸園
  • 園長先生